可動棚をかんたんに設置することができる便利な金物、ダボレール。DIYで棚板を作ろうと情報収集したことがある方は目にしたことがあると思います。
そのダボレールを家具本体に埋め込んで可動棚を設置した仕事をしたのでシェアします。DIYされる際のアイデアの一つとして御覧ください。
まずダボレールを埋め込む溝を引きますが、使用するダボレールの幅をノギスで測って(金物図にもありますが実測したほうが良いです。)ちょうどよい硬さの幅にします。
今回は、フラッシュパネルで製作をしましたが溝を引く位置に芯材を入れておくことが重要です。(トリマーのビットが傷んでしまうので芯材をとめるタッカーは溝が入るところを避けます。)
芯材がないと、ネジが止まりませんのでダボレールをしっかり取り付けることができません。既存の家具に取り付けるときには下地があるか確認をしてください。
今回はダボレールの幅自体は15mmですが、両端を2mmの細いピットで溝を引き、真ん中のフラッシュ合板がペリッと剥がれますのでコの字型の溝ができ、ダボレールのコの字型にスポっとはまりネジもしっかり止まります。
レールを入れてネジで止めます。
埋め込まなくても取り付けることはできますが、手間を掛けて埋め込むことでスッキリしますし、棚板の取り外し時にゴツゴツっとレールにあたって棚が凹んだり、レールが外れそうになったりするのを防ぐことができます。(作業に不安がある人は埋め込まなくてももちろんOKです。)
ダボレールのサイズは金物を購入する際にも記載していますので加工する際の参考にしてください。
ランプ ステンレス鋼製棚柱 ダボレール SP型 【SP-1820N】 ※代引き注文不可
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