家具職人メールマガジンのバックナンバー

田舎暮らしで家具職人復活と自給自足で野菜づくりについて2日分のメールマガジンの合算です。

2015/08/24 19:30配信分

私の野菜作りの師匠の農園に収穫体験に行きました。

ブログ⇒ http://xn--gmqp0e23nml2b.jp/ennou-3893 (リンク記事なし)

この有機農家さんは元々地方銀行勤務で当時は成績1番で表彰され初の女性の管理職、辞めたキッカケは介護ですが義母が子育てしてくれたから自分が義母に返す番だと辞職して有機野菜農家に目覚めたのが50歳過ぎてから。

仕事を貫いてされる方はどんな仕事になってもきちんとされるのだと。

師匠の言うことは素直にが1番ですが私は農園のお母さんから畑のことだけでなく普段の食事中の会話も素直に聞けて『でも・だけど』など言い訳せずすんなり気持ち良く学び、過ごせます。

元々野菜は買うもんだ、虫は嫌い!の私がこの援農体験から感じたことからまさかの本の出版までにつながり、最初は書くことをグズリましたが援農先・出版社の担当の方など良い人の出会いは自分を成長させるんだな思います。

おかげさまで私も家具作りの道にまた復活することが出来ました。

2015/08/25 12:10配信分

昨日畑に癒されたことなどをメールマガジンしたら多くの人が畑に興味があるとメールをくださいました。家具プラス野菜作りで田舎暮らし。ただ、理想と現実は生計に困る人が多く私もその1人でした。

会社に所属していたら給料があります。

私は無貯金、家無しから1人になり3年半、解体寸前のボロ屋に隠れるように越してお金がなさ過ぎて食べものが買えず走るとお腹が空くからランニングを辞めた事も、近所の畑を手伝い労働の対価で野菜をもらい凌いだことも。

※尊敬する法隆寺の西岡棟梁も仕事がないときは畑を耕したとの影響も受けてます。

家具作りと自給自足の畑作業・西岡棟梁も…

平成の時代にこんな生活になることは私にとっては当たり前の事で浮き沈みがひどく誰とも会いたくなくなりました。

貧乏系とか、おしゃれに変身させるテレビ出演依頼とか来ましたが完全にお断りでした。他の全うで立派な女家具職人のイメージをそうさせてしまう申し訳無さもあるし、何より本人が笑えない、、、ですから。

それでもまだまだやりたいことがありどんなことでも仕事にしながら粘っています 笑

母には迷惑かけてますが現状はとても良くなってきたから自分自身がこれから楽しみです。

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編集後記

これを書いていた頃は自分が介護生活になると思っていませんでした。あと20年は母も元気だと思っていたので完全に甘えていましたね…。私も農園の師匠と同じように2017年に積み上げた仕事を捨てて介護生活になりましたが葛藤もありました。

予定が変わるのも人生、臨機応変に今は介護を優先しつつ目的を諦めずに希望を持っています。