家具職人メールマガジンのバックナンバー

家具職人の彼氏と結婚するのに親が反対しているとか、家具職人は年収が低いから結婚しても苦労するとかの声がちらほら耳に目に入ります。独身女の家具職人の私も耳が痛い?!

2017/02/04 13:50配信分

8歳の時に、友達の家に遊びに行ったら、家具職人の友達のお父さんが婚礼家具を作ったというエピソードに感動して、自分も結婚するときに自分で婚礼家具を作りたいと思って、どうせ女には無理だと別の仕事しながらも忘れていた憧れを思い起こし職人の道へ転身。

家具職人への道1・少女時代の衝撃から記載

もう10年以上前から家具作っておりましたが、残念ながら未だ自分の婚礼家具を作る夢は叶わず、今日もスーパーでバレンタインチョコを見た時には甥っ子が浮かびました(笑)器が小さいから夢を全部手に入れるのはなかなか難しい〜

今は自分の家を自分で手にしたい、いつでも母と暮らせるバリアフリーで。と思う域になりました^^;これまた遠いけど励みます。(↓編集後記に追記)

仕事好きだしもっと仕事でやりたいことあるし、でも結婚しながら両立している人もいるし…私は欠陥があるのはわかっています。

とある木工業界(憧れの企業)の方に

結婚できないのは言い訳で、結婚して木工で家族を食わせていけるのがプロだ

といわれたことがずっとコンプレックスとして残っています。私は人として、社会人として結婚が正しい生き方かはわかりません。『したくない』と思う理由もあり自分の中ではそれはわかっていまして、それを口に出すことは難しいけど(流行りの不倫ではありませんよ…)

人を幸せにしたいという気持ちを仕事で表現していけるのはとても幸せなことだと心底思っています。これからもお客様の暮らしに役立つ家具を通じて、あったら助かる、あるとうれしい、など不便なことを解決できる器になろうと精進してまいります。

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編集後記

この頃、数カ月後に母が脳梗塞なるとも思っておらず、『いつでも母と暮らせるバリアフリーの家を建てたい』といってますが、早く実現できていたら今住まいの問題(田舎につれていけない)に思い悩むこともないのになあっと自分の能力の低さにうんざりしています。

ちなみに友達のお父さんの婚礼家具製作に憧れた子供の頃は結婚するんだろうなあとは思っていましたが思春期以降、結婚願望は皆無です。それに自分で食べていくことや母の介護生活で精一杯だっっっ

ってことは一生プロじゃないんだね…