収納付きベンチの製作と機械化で木工技術必要なし?

飲食店の収納付きベンチの製作をしました。この箱にグリーンのレザーを貼った椅子の座面兼、蓋がつき、箱の中に備品をしまうようです。日曜日、1人でYouTube聴きながら快適に作業しました。作業はランバーをパネルソーでカットして箱組にして正面になる部分にポリ合板を速乾ボンドで貼って面取りして木口化粧をしただけの簡単な箱。(今だから簡単と言える)

収納付きベンチの製作と機械化で木工技術必要なし?
飲食店のお客様席の収納付きベンチ

Twitterにつぶやいたのがこちら。

ITの進化で無くなる仕事が増えて云々という問題、私は20年ほど前にNCボーリングやNCルーターにランニングソーにと様々な最先端の機械を導入した木工所でオーダー家具製作見習いをした時から手作業の修業は意味無かったのでは?と機械様々環境に打ちのめされたし手作りにこだわりたくてジレンマでした。職人っていなくなるねと見習い時からヒシヒシ感じ、自分が描く仕事ではないと手仕事に執着もありましたが今は機械や工具はメンテナンスや調整(プログラムも含む)さえしっかりすれば文句も言わずに予定通りに進むし感情的にならないし力もある大事な相棒。歳を重ね人間関係に疲れているみたいです。

そう…一人黙々と作業していたら大好きな仕事なのに、人が絡むと道具の片付けとか手入れとかぐちゃぐちゃになるし自分の思うような段取りや作業順番が進まずに一気にストレスに変わってしまう自分の欠点。(今仕事している先の人があまりにも合わなさ過ぎて気が付いたことではある。)

私田舎に戻って工房を作る時にはまずおひとり様で成り立つように機械投資をしようと思っています。なぜなら私は人と深く付き合うことが不向きだということが分かったからです。今まで仕事でのトラブルってほぼほぼ人間関係だし、ストレスが溜まるのも人間関係。歳を重ねると我が強くなるのも事実でもともと持っている性格の特性も含みやっぱり木工作業に関しては一人が心地よい。

自分の会社を築き、今後従業員に同じ思いをさせないかとか、いろいろ考えると人を雇用するのが怖くなります。いつかは田舎に雇用を生み若い世代につなげる事業はしたいけど、木工に関しては細々と自分だけになっても安定して仕事が出来る空間にしておきたいなと思います。

なんでこんなにこじれた性格になってしまったんだろう。循環器内科の先生に、心療内科に行くように言われたりしながらも自分なりに悩みを受け止めて改善するようにたくさんの本を読んだりYouTube観たりする中で様々な見えない障害を抱える人の生きづらさなどを知り理解するように努めてきた。

ずっと移住先の田舎にいたままなら気が付かなかったし幸せだったようにも思う。でもそれは様々な人格の人がいるんだということで他者理解をする大切さや自分の欠点が見えていないまま周りに迷惑をかけていることに気が付かないことにもつながるので、やはりここ数年ずっとカサンドラ症候群でストレスを抱えて病んでいるのは良き未来に役立てる気がします。

私としてはそういった理解されにくい方はじめ、起立性調節障害などで学業を断念してしまったまま大人を迎えた人とか体質的にするタイム、決められた時間働く必要がある正社員で働くことが一般常識的に難しいと判断されている人が休んだり遅刻したりドタキャンすることを申し訳ないと思わずに働ける環境になるような事業ができればなあ、、、、っと思い描いています。

※なんだかんだぐちぐち嫌な自分ですがきっと大病したら私ってなんでこんな小さなことで人を許せず苛立っていたんだろうと反省と後悔するんだろうな…