家具職人への道14~木工機械を使うのが怖い!~

 

前回の続きです。

家具職人になりたい夢はあっても先が見えないと、

正しいのか、このまま進んでいいのか迷います。

 

実家暮らしで家賃も払う必要もなく、

食費も 夢が叶うまでは待って。といえる立場であれば

それだけに向かって集中すればいいのですが

私の場合はそうも行きませんでした。

 

家賃の支払い、そして食費、

本当は行きたいけど治療費がないから諦めている病院代。

そのような現実が押し寄せる中、

それでも絶対に諦めたくありませんでした。

 

また就職活動をして、普通に企業に就職して

ただお金のために働く、生活費のために働く

というのは、私にとっては考えられなかったのです。

 

必ず、必ず、道を作る。開けるんじゃなくて作るんです

道がないんだから自分で作るしかない。

そのためには どうしたらいいのか。

技術を身に付けること。そんな簡単にいかない現実

師匠は…なんにも言ってくれません。

『余計なこと考えずに、今のことをしろ!』

で一蹴。

私は、小川三夫さんのように、師匠に従い、黙々と過ごすうちに、

展示会で販売する家具を作ることに。

機械を使うのが怖くて、へっぴり腰の私に

『おまえは!そんな格好でしてたら指を飛ばすぞ!』

と、木材で頭を叩かれたり、お尻を叩かれたりorz_01

ほんと、機械の刃が高速で回ることを見ているだけで怖かったです。

音もすごいし、まず、怪我をした人の話を聞かされていたので

妄想が膨らみ、絶対に怪我をしないように慎重になるつもりが

恐怖心が勝ち、へっぴり腰だったのです(笑)

家具職人は怪我に注意です

 

 

色んな機械があるのですが、木口を押さえる、プレスがありまして

気を抜いたときに軽く挟んでしまい、痛くて痛くて

もう二度と、気を抜かない。と痛い思いをして改めて誓ったり。

ルーターは足でペダルを踏み、手を動かすのですが、

なんだかうまく出来ず、 あー、私は楽器のドラムは無理だと思ったり。

そんな危なっかしい私は、ようやく。ようやく。

たんすを作ったり、下駄箱を作ることが出来ました。

 

時間はすっごくかかっているので、

社会人だとしたら立派ではないんですけどね

展示会が迫ってきて、周りのみんなも食器棚を作ったり

イスを作ったりテーブルを作ったり。

 

レベルに合わせて師匠が、こいつにはコレ、あいつにはコレ

と課題を与えていろんな種類の家具がそろい、

展示会の日がやってきました。

 

自分が作ったものが並んでいて、それを見ている人がいて

本当にドキドキしました。

業界の人、師匠の教え子でもある先輩方、プロの方に見てもらうのは

緊張します。ましてや自信がないので、、、

『おい、こっちに来い』

と師匠が私を呼びました。

なにやら師匠と親しげなご夫婦が、私の下駄箱を買ってくれるというのです

それはそれはとっても嬉しかった。嬉しくて泣きそうでした。

 

『ありがとうございます!』

 

舞い上がる私。

その後も展示会が続き、仲間の作品も売れて、一緒にドキドキしながら過ごしました。

展示会も終わり、片づけをしているときに、私の下駄箱が残っているのです。

あれ?後日取りにいらっしゃるのかな?

もしや要らなくなったとか!

どうしよどうしよ、やっぱり私のはショボかったんだ。

お気に召さなかったんだーーーー

と、またもや落ち込む私(笑)

すると、師匠が

『お、その下駄箱な、買ってくれた人が、お前にあげるって』

ん???どういうこと…???

家具職人への道15に続く



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