育った環境と職場環境は悪い方が有利に染まっていく話

人にはそれぞれの育った環境や教育、宗教、風土、しきたりなどがあり、経済成長やライフラインの整備が進むにつれ村を出て都会で働くことが増えてきた昭和時代、新しい土地に出向いて初めて自分の育った環境が他とは違う、と気づいたり、傷ついたり、落ち込んだり、面白かったりします。日本と海外だけでなく、同じ日本でも違いが大きくありどちらかというと悪い方に流されがちになります。

なぜなら、悪い方に染まって従う方が精神的に楽だからあり、反対意見をしている方が正しくても威圧的な態度や高圧的な言葉、人を侮辱する言葉、人を辱める態度の人といるとすぐに流されてしまいます。それでも意志を貫く場合には去るしか方法がありません。しかも去っていくと反論もできないので意見を握りつぶされて好きに言われてしまうため、誰も改善しないままの団体ができます。

例えば…幼いころから目にする環境で

  • 謝ったら負け
  • 盗まれる方が悪い
  • 横見て車がいなかったら青(渡れ)
  • 路上飲み&ポイ捨てが平気
  • 大人を見下す
  • 法律より感情と根性が正義

などが根付いた地域の子が大人になって外に出ると大変です。本当に本当に大変でその地域では当たり前だと思っていたことが批判されたり迷惑行為だったり品格を下げる行為だったとして、いけないことだと知っていても、仲間がいるから承認欲求も加わるので、引くに引けない行為を繰り返してしまい

  • 順法精神がない(ルールを守れない)
  • くそ真面目に従うのはバカ!損する!と本気で思っている
  • 過去の犯罪が武勇伝
  • 相手 の気持ちが想像できない(仲間優先の絆?)
  • 共同生活で配慮がない
  • 息を吐くように嘘をつく
  • 詐欺や万引きなどの犯罪が成立したら興奮する
  • ごみを平気で捨てる

など、そのままその空間で変わらずにいたら、いざ別環境に移った時に精神疾患を抱える場合もあるのです。ルールが守れない、ということは起こられる機会が増え、そのたびにストレスになるし、治そうと思っても根付いたものは治せなかったり従いたくないマインドが働き繰り返しトラブルになることも。

こういう育った環境って初めて働いた職場の環境にも同じことが言えて、汚い職場に勤めると、汚いことが平気で掃除もしないしゴミの分別もしない。でも毎日掃除するまでが仕事だとしたらそれが当たり前になる。

ゴミが落ちていないと自然とポイ捨てをしなくなるけど、汚い職場なら自分がゴミを落としても問題ないので平気になる。この双方が真逆の職場に転職するとお互いものすごくストレスになるのは想像できますよね。

そして、たいてい、悪い方に流されてしまうものです。自分だけがきちんと整理整頓していてもポイ捨てや掃除を全くしないし、誰かが代わりに掃除してくれていることに目を向けれない人たちの中で懸命に掃除をするのもむなしくなるし、空き缶が落ちてたら自分も落としててもいいかな、って思えてくるのでどんどん悪化してしまいます。

人は強く意識して身に着けた、勉強もダイエットも筋トレに関しても、何年にもわたり習慣化したのに出張で1週間勉強する時間がなく、暴飲暴食で運動をしない日々が続くと、次にまた勉強やダイエットや筋トレをするのにかなりのパワーがいるようです。

明日からでいいか…今までできていたからまた習慣化できるでしょ…少しくらいサボっても大丈夫でしょ…っと楽をする方に流れてしまいがちだそうで掃除や整理整頓も全くしない環境に入るとドンドンできなくなってくるようです。

自分の場合は強く強く意識して絶対に流されずに整理整頓をキープしよう、っという気持ちがあり、煙たがられながらもマイルールで職場環境を整えています。どうしても通用しない場合には去るほど、同化したくない気持ちがあります。

なぜこういうことをあえて書くかはリアルに問題が生じる経験が重なりストレスだからです。これは私のこだわりが強すぎるのも問題ですが清潔にスマートに生活(仕事)したい。

他県の事でもゴミの分別してない、騒音、暴走、喧嘩、強姦、つきまといなどなどで危険にさらされているうえ、コンビニのトイレが想像を絶する汚い使い方をされたりとどんどん町が汚くなるニュースを観て、掃除をしても注意をしても聞かないのであれば心も荒れて正しい方が去るしかなく、その人が去るとドンドン悪化するだけなのです。

生活でも職場でもめちゃくちゃ危機だと思います。