自分でお店を持つために社会人として実務学びながら働き、ようやく念願のお店を構えることが出来ました。
お店の内装にもこだわりオーダーした家具屋さんにもお世話になったことからネット検索でこのブログを知り時折読んでいました。
今回メールしたのは、社会情勢(コロナウイルスの自粛)による不可抗力で軌道に乗り始めた店舗運営がうまくいかず、先行き不安で持続不可能の決断をしないといけない状況になり
ふと、このブログでやりたい仕事が軌道に乗ってきた際に介護で仕事も住まいも全て変えた経験談を読んだことを思い出したからです。
中略…
この仕事しかしたくないのに諦めるのが辛いです。しかし現実は生活費もいるし、気持ちだけがついてこずかなり落ち込んでいます。当時のあなたが希死念慮に襲われた気持ちがわかったような気がしました。
と言った読者さんからの感想と相談です。
この仕事しかしたくないってわかる…よくわかります。
この仕事自体をライフスタイルとされる場合、他のことを本業として生きるのは周りが思う以上に自分自身の姿が情けなく思えて辛いですよね。
私も雑誌など取材が重なりこれから!っという矢先に全てリセットになったのでなかなか諦める踏ん切りが付きませんでしたし、観念して失った今も復活を諦めていません(笑)
そのかわり、今の自分は嫌いだから誰とも会わずに黙々と介護と、できる限りの仕事と失った田舎での仕事がいつでも復活出来るよう低飛空でキープしています。
オーダー家具の方も現在は直接の受注はしていませんが、復活した際にいつでも受付再開出来るよう検索などはかかるようにキープしています。
そう…キープと蓄積と妄想です。
本当に諦めが悪くしつこいのですが今が楽しいと胸を晴れない分、他人を知ると落ち込みが激しくなるので知人を一切断絶していながらも復活したら現在の暗いトンネルが明るい笑い話になるようにとイメージだけはしています。
不可抗力とはいえ誰かのせいにしても問題は解決しません。ですから腐らず、仮で仕事をしながらも復活を目指して脆い精神をなんとか立て直していますが
もちろん一度崩れた精神は回復が難しく今でも希死念慮の波はやってきます。そんな時は乱される事が起きないよう人とは距離を置いて見失わないよう注意しながら寝るようにしています。
コロナウイルス、台風、豪雨、猛暑、豪雪に風評被害や家族の事情など自分でコントロールできない部分で自分の道が絶たれたとして、
それを割り切れずに好きなことややりたい事しか仕事にしたくないと絶対に譲れない人は少なからずいます。
仕方なしにしたくないことを仕事にするのは自分が許せないとか色々頭ではわかるけど感情が許さないなかなか理解されずに気に病んでしまいますよね。
私は過程として仕事内容に拘らずに役立てることを一生懸命しました。業種が違えど過程とすれば学びや気づきがあり必ず自分のやりたい仕事に役立てます。
理想の仕事や生き方が出来ない状態の時には、出来ることをしながら復活の妄想をするだけで気に病んで落ち込んだ精神状態から前に進んでいると思います。
言葉では簡単ですが、不安な暗い道に自家発電出来る要素が少しでもあればと思いながら書きました。
みんな我慢してるから、などということで苦しみを耐えて弱音を吐けない人もいると思います。でもみんなが耐えれるからといって自分も耐えられないこともあります。逆に人が耐えられなくても自分は平気なこともありますよね。
心が壊れては正常判断は出来ず、人の意見も健常な時とは違い、捻じ曲がって受け止めてしまいます。そうなる前に逃げ道や寄り道をうまく取り入れていけると良いです。
自分の在り方で涙が出るほど人に助けられることもあり、ちょっとした一言がすごく支えになったりします。そのありがたさにきちんと気付き忘れないようにもしています。