在宅介護の悩みを福祉住環境を取り入れた仕事に反映する

親を大事に…気持ちを理解して優しく…とわかっていても傷つけることを言って自責の念で消えたくなったり私が居たら嫌がるだろうなと帰りたくなくなったり…本を読んで症状を知ることを繰り返しの日々。

そのような感情も今後の仕事に反映させて在宅介護・同居空間のアドバイスに繋げようと思っています。

家族との関係性やそれぞれの性格や癖、こだわりにルールなど、身内でも合わないものは合わないし答えはその家庭や病状、求められることや介護者の環境や性分でも違うと思います。ですから幸せの形は各家庭で違うため在宅介護が正解でもありません。

自分を例に出すと私は高校卒業から家を出て母も一人暮らしが長い分、お互いのリズムやルールが全く違うのでどうしてもイライラしてしまうことも…

以前も書きましたが私は仕事する上でもルールがあり、一作業一片付け、決まった場所に物を戻す、作業効率を向上し、素早くして時間の無駄や材料の無駄を省くということに異常にこだわるため、仕事でもルールが違う人に合わせる気持ちのコントロールに力を要します(汗)

→参照・モノづくりの現場は整理整頓で生産効率アップと掃除で怪我防止 に記載

私がするのは簡単です。しかし日々の細かい家事が認知症予防や体のリハビリにもなるので自主的に片付けてもらうために整理整頓する理由を伝えます。

  • 『災害時に必要な物がすぐに取れて避難がスムーズに行くよ』
  • 『停電時に手探りで動きやすくなるよ』
  • 『夜にトイレに行くときに足を引っかけないよ』
  • 『置く場所を決めてたらモノを探したり失くすストレスが減るよ』

などと家庭内事故を防ぐ目的でもあることを理解してもらうようにしていますが長年の癖はなかなか直らないものですよね…また、デイサービスで介護士さんにしてもらうことが多いから尚更自主的にする考えが抜けていると思いますし、高次脳機能障害で掃除への意識が失われてしまっているかもしれません。

ちなみに手のリハビリと脳トレに始めた #折り紙手芸 母1人でここまで出来るようになりました。


何度教えてもリセットするので付きっきり、時折覚えれず失敗を繰り返す母が自爆してヒステリックになったり私も何でこうなる?と怒ったりしつつも辞めずに積み重ねた成果を感じます

なんとか母の脳内で起きていることを理解するように心掛けながら自分の未来にも訪れて来ることを想像して今後の住環境の勉強もしています。

介護の合間に手伝いをしているオーダー家具製作の仕事でも介護施設や病院の家具を作る機会も多いので、田舎に戻ってバリアフリーのマイホーム建築や自分がまた積極的に仕事を受注出来る環境になった時のために経験を引き出しに溜め込んでいます(笑)