私は家具職人という仕事ができて人生が救われています。大げさに思うかもしれませんが…家具を作る仕事にやりがいを感じています。
2015/09/12 15:10配信分
先日お客様にサニタリーのすき間収納をオーダーいただきまして発送した際に『写真ください』とお願いしメッセージとともに頂きました。
こちら⇒ http://xn--gmqp0e23nml2b.jp/order/slimrack/sanitari/ (リンク先記事なし)
ネットでのオーダー家具はサンプルがないのでお届けまでドキドキするのですが、このようなメッセージをいただき安心したとともに励みにもなりました。本当にありがとうございます。
(追記※記事が消えて写真もなくて何の話かわからず申し訳ありません。)
お仕事が一つ終わりまだまだご依頼をお受けしておりまして引き続きずっと繰り返される事にやりがいを感じてます。家具を作ることが好きというだけより、携わる人、お客様を大事に想うその形になったものが役に立ち達成感が満たされることが私はたまたま家具だったという部分も素直にあり多分どんな仕事でも気持ちは同じだろうと。
だからなんでも恥じなく仕事してきましたしこれからもずっといろんな仕事をしながらも軸だけはブレないようにしていきます。そしてこういった仕事のやりがいを行き場のない孤独を感じる人にも伝えていきたい。
孤独を感じる人や人間不信の人はありがとうと言われることで救われます。それが家族でなくても恋人ではなくても仕事で得られたら幸せなこと。
だから家具だけではなく小さな部品作りの一部でも人に触れる仕事ではなくてもどんな仕事でも、その先には必ず誰かの役に立っていることを伝えることで気持ちよく働く意味が見出せて存在価値も見いだせて、結果、人を信じることが出来たり人に感謝したりできるようになると思います。
- 単なるお金のための仕事
- 生活のための仕事
と考えて働いていると人間関係に悩まされたり体がしんどいとか理想とは違うなど不満ばかりが出てきますが、小さなことでも役に立っていることを大人や経営者が伝えることができれば意識が変わっていくと思います。
編集後記
好きなことを仕事にできるというのは幸せなことだと思います。自分も幸せだったことに気が付きました。何故過去形かというと、介護が始まって仕事ができなくなったときにこんな自分は世の中の役に立たない、介護もうまくできない、生きる価値がないと思って落ち込み、屍状態になりました。
その後、知人に声をかけてもらい限られた時間内にできることを手伝い始めたら希死念慮に襲われていた精神が少し回復したからです。好きなことを仕事にしスキルが身についていてよかったと思いました。(完全復活はしていません。未だに襲われることあります。)
私は自己肯定感が低くいつまでたっても仕事や自分のことに対して納得がいきません。だからこそ仕事ばかりしてきたんだと思いますが満たされることがなく、いつも屑だと思っています。そんな中、時折お客様にありがとうと言われると救われる気持ちにもなります。
これは仕事内容関係ありません。やはり、世の中の何かの役に立ったり人が喜んでくれたということを感じることができれば希望が見えてくると思うのです。仕事に対する目線を変えることでやりがいや喜びが発見できますね。
生い立ちの核の部分は伏せていますが人間不信になる経験は私も多くあります。だからこそ自分の腕を信じるしか無いというか…。でもそれがいつまで経っても満たされない。だめな自分だけが残ります。甘えることもできない性分なので自己肯定感が低い人のことがすごくわかります。
だからこそ、小さなことでも自信につなげる視点を持つということで前を向いていけることが伝わればなあっと思います。