ブログだけでなくリアルでも定番の質問を受けます。なぜ家具職人になりたいと思ったか?なぜ家具職人を仕事にしたのか?と。
同じことを聞かれるので、きっかけは8歳の時と記載しているのが下記の記事です↓
単純に、家具職人がカッコいい、自分も作りたい、と衝撃を受けたことを思い出して実行したくなったからです。
表向きは子供の頃の夢を実現しているね、と言われますが夢を言い訳に逃げている部分もあることに40歳を前に気がつきました。
子供の頃の夢を仕事にするまで
子供の頃は誰かの影響で
- パン屋さんになりたい
- ペットショップで働きたい
- お医者さんになりたい
- お嫁さんになりたい
- スポーツ選手になりたい
- 俳優・ミュージシャンになりたい
- YouTuberになりたい
など自分の将来を描きますが、一時的な感情で夢が変わることが多いです。
私も家具職人になりたいと思いましたが、建築設計士になりたいと夢が変わり、建築科のある工業高校に進みましたがバイト優先でどんどん夢が逸れていきました。
当時はまだまだ男性の仕事というイメージが強く、女性で家具職人は仕事に出来ないと思い込んでいたこともあり夢リストからは自然に外れました。
かといって設計士になるために猛勉強したこともありません、ただテストを乗り越えるために直前勉強しただけで今はスッポリ抜けています。
好きなことを仕事にと言い訳で嫌なことから逃げた面も
住宅関連の仕事についた当時の仕事のストレスもあり、心が壊れてしまうなら好きなことを仕事にしようと思い直し、ある意味『逃げ』で選んだかもしれません。
インテリアの勉強をしながら家具職人への道ができ、家具職人になるために没頭することで他の雑念を忘れて救われました。悩みは自分の技術向上のことだけです。
修業中だからという言い訳で、情け無い現状も未来に巻き返すからと底辺暮らし、忙しいからと煩わしい人付き合いや自分がしたくないことから逃げた時もあります。
家具職人になりたいから
だけで様々なこと(家族や友達付き合いや自分の体調管理)から逃げてきましたが、仕事を通じてお客様に喜んでいただけることを体験してから
さらにお客様の求める収納家具を作る仕事の魅力にハマり抜け出せなくなっているし、家具職人を仕事にして良かったと心底思っています。
私はたまたま家具だっただけですが、家具以外の仕事も相手を想い、必要とされる役目を果たす使命と喜びという共通点はありますね。
家具職人になりたいと思ったのは単純でしたが、時を経て魅力を感じて辞められなくなっています。今は介護優先ですがまた復活する気です(笑)