親を憎むのを辞める方法

木工所の手伝い辞めるために数ヶ月新人育成してきましたが明らかに納期が間に合わない仕事量。今までは空気読んで黙って手伝ってたけど一応1月末までで終了です。介護の合間に自分の好きな仕事を手伝って心身のバランスを保ち、ありがたく思いながらも、

手伝い先の仕事における取り組み方や依頼される内容が消耗品を仕方なしに作るような感じで、このままだと心を持っていかれそうになって仕事が嫌いになることもあり、いつしか職場カサンドラ発症して辞めたいと伝えて2年以上経過、私がわがままなのかもとか、手伝いの身だから合わせないといけないしね、っと相手を理解するように考え方を変えたりしながらも

どうしても苦しくて苦しくて蓄積したのと誰にも言い出せないのとあり、体調崩して昨年町医者に精神科(心療内科)の紹介状を書くよと言われたまま今に至ります。

カサンドラの要因の人物が昨年末に今年の1月末まで頼むとのこと。しかし明らかに人手不足で困るのは目に見えていて…ただ今までみたいに空気読んで延長して手伝っても相手が楽になるだけ。やる人がいるから伸びない人もいるのも事実。新人さんも私がいない方がのびのびできるかもしれない。私の方が足を引っ張っている可能性もある。

何より仕事の価値観が違うこと、相手を思えない・考えられない、想像できないことに共感できないのが大きい。いい加減で自分主義な雑さに対して、仕事ってそうじゃなくない?なんで思いやりがないの?使う人のこと考えて丁寧に仕上げができないの?という嫌悪感がストレスになる。

自分の都合で息を吐くように嘘をつき、誰に何を答えたか覚えていないためミスやトラブルも多いけど無意識や悪気が無いので自分の責任だと全く思っていないし、人がカバーしてくれることにも気がつかないので周りが病んでいく。

私もその特性の理解に努めてこのブログでも遠回しに書いてきたように、精神医学など学んできたけど理解するだけでは良くならない。ただ相手に改善を求めるのは難しいのもわかる、母のことを診てきた投影もあるから複雑な心境。とりあえず愚痴ではなく未来に役立てる記録として頭を整理しています。

自分の欠如・悪い部分も改善することに繋がるし、書き出して頭の中スッキリしていますが、そんな矢先に先日届いた益田裕介先生の親を憎むのをやめる方法読了しました。

親に関する本ですが、今の私には社会生活の逆転移が腑に落ちました。なぜなら上記の件で一昨日から行くのを辞めた仕事先の人に対し何年もイライラが止まらず自分の性格の悪さ・自己嫌悪が積み重なり病んだからです。でも相手を更に理解したら良かったのかとも悩みますね。

相手は段取りも片付けも危険予測も計算もスケジュール管理も育成もうまくできる人ではない。びっくりするほど毎回失敗したり数が不足していたり、材料が足りないし効率よい仕事ができない…神経発達症が疑えるのですがそれを言う権利も道理もないのです。後継ぎさんだから就職活動しなくて良かったですね…と思います。

介護でも仕事でもカサンドラ状態の自分が壊れない為に精神医学はかなり助かっています。私は相手が悪いとか相手のせいだけにすることができず自責にする癖があり、実際に自分が悪い部分も認めていますし自分が嫌で仕方がありません。その認知のゆがみといわれますがどうしてもまだ治らないですね。

この記事を書いていること自体自分は嫌な人間じゃないかと思っています。陰口を言う最低な人間ですね。ただこの感情を表に出すことで同じ境遇の人が楽になったりヒントになることもあると思うので少数派の救いになるためにも恥をさらして残しておきます。

他人のせいにしている自己中の嫌な人間でごめんなさい。

家具を作る仕事自体は好き。集中している心がすっとするし本来ならやりがいもあるし楽しい。これはどの業種もですが仕事内容は好きでも働く環境で気持ちが変わることを痛感しています。自分の会社ではないので強制的に改善を嫌われてまで求めるのも失礼だし精神削って戦うほどの未来をそこで描いていないので去る選択肢です。

この心が治癒するまでは良い仕事ができないと思うのでオーダー家具の受注は引き続き中止します。