下駄箱の扉に鏡を貼る

マンションや個人宅の造り付けのオーダー下駄箱を製作する際に、現場によっては扉に鏡を貼る場合があります。

下駄箱の扉に鏡を貼る方法

下駄箱の扉の片側の表面に鏡を貼る工程の一部を掲載します。

下駄箱の扉・鏡を貼る面を上にして準備します。
扉の寸法と鏡の寸法をバランスよく(取っ手穴と重ならないように考慮)算出し、扉の中心から振り分けて一人でまっすぐに貼れるように治具を作ります。

鏡を仮置きして寸法に間違いがないかを確認し、鏡面に傷がないかをチェックして(鏡を貼ってから傷や割れがみつかると外すことも難しく扉も鏡も使えなくなるため事前にチェックをする)裏面に強力な両面テープと接着剤を塗布して割れないように慎重に貼ります。

治具を外して鏡を拭き掃除をしながら扉と鏡の間の接着剤がしっかりつくように押さえます。

鏡の掃除作業の時に付近などに細かい木くずやゴミがつかないようにエアーなどでほこりを飛ばしてからに鏡を拭くようにしています。割れないか、曲がらないか緊張しながら貼るので、毎回毎回まっすぐ綺麗に貼れると本当に気持ち良いんです。しかし…

鏡を貼る作業は好きだけど苦手な理由

下駄箱の扉に鏡を貼る作業。真っ直ぐ慎重に貼る作業は集中できて好きですが貼った後に拭き掃除する際に自分の姿が映るのが苦手すぎる

2021年3月18日のツイート

とつぶやきながら写真を投稿しました。ふっと過去にも同じようなツイートをしたかもと仕事終わりにさかのぼると1年半前にも同じようなツイート

醜形恐怖症気味の私は自分を鏡でみる事が本当に気分悪いのですが、マンション用の玄関収納の扉の内側に鏡を貼る作業を午前中からひたすらしていて拭き掃除の時、ノーメイクのおばさんが映り、目を合わせないようにしています…

2019年9月30日のツイート

映り込む気持ち悪い顔を見るのを避けながら第1弾は無事に綺麗に貼り終わり、今日はオフ。また明後日から大量の鏡貼り。真っ直ぐ綺麗に貼る作業自体は気持ち良く頭もスッキリして好きです。

翌日のツイート

私は自分の姿が嫌い・鏡も写真も苦手

私はどうしても自分の顔や姿が嫌いで美容院でもカット後に美容師さんに『これでいかがでしょうか?』といわれても鏡を直視といわれてので大丈夫ですっというのみ…ここ数年は美容院にもいかず自分で適当にカットして束ねたり帽子をかぶっています。

ノーメークでかつ目も悪いのでまじまじ顔を見ることもなく顔を洗ってタオルで拭いて終わり。写真も苦手なので友達と取る時も隠れるし、観光ガイドの仕事でも集合写真で仕方ないときもありますが抜けれる時は抜けていますし、雑誌取材の時も小さな写真にしていただいてます。

こんな私にテレビ出演依頼が来ることがありますが、出る気持ちがないこともあるし、自分の姿が世にさらされると思うと出れるわけありません…。

来月鏡を貼る扉が50枚以上あるので姿が映らないよう見ないように、割れないよう傷つかないよう慎重にまっすぐ貼るという精神統一できる好きな作業に集中します。