大阪城公園紅葉2019

マンションの家具製作手伝いで納期ギリギリのため2週間前に母のリクエストで海遊館に向かった日から休み無く棚板や扉の製作に勤しんでいましたが

昨日無事に切りが良いところまで納品ができたので今日はオフにして母のリクエストで紅葉を見に出かけました。

大阪城公園紅葉2019・バリアフリーを探すお出かけ

過去のブログ記事が消えてしまったのですが、春には大阪城公園の梅林に行っており、秋には紅葉です。

大阪城公園駅にはジオラマ模型が。

大阪城公園紅葉2019・バリアフリーを探すお出かけ

 

大阪城公園駅に降りると、ラーメン屋台のイベントが開催されていて結構人がいました。

私の母は脳梗塞を患ってから後遺症にて左足と左手に麻痺が残っていてあるけるようになるまでリハビリを続けて歩けますが杖を使って歩いています。

見た目だけでは判断されにくいため、人混みだとぶつかられてコケるとか、前から早足で来る人を避けきれずにコケるとか、色々考えられるからです。そんな状況なので周りにも本人にもストレスになるので人混みに入ることはしないようにしていてラーメンはスルーしました。(先々週も海遊館が混雑で遠慮したところ…)

このように健康体な自分だけでは問題ないことでも介護をすることで色々気づきがあります。一番のネックは移動中のこと。公共交通を使うので座席が確保できるように考えたりしてはいます。

例えば大阪環状線に乗るのにエスカレーターかエレベーターかを前もって確認して、徒歩の距離が少ない近くの場所でかつ優先座席の車両に乗降する。歩けるので立っていることはできますが揺れによる踏ん張りが効かないため座らせていただくと非常にありがたいからです。

優先座席でも絶対に譲っていただけるということはなく、中にはお菓子を食べたり、満員でも携帯いじっている人がいたりしますが、ご本人たちが優先座席に座りたいと思う人の困り事が想像できないから気づきを求めるのも無理な話なのかなあとは思います。

母に対しても周りに邪魔にならないように気をつけて端っこ歩きや!などと厳しくしてしまうこともあり…。階段しか無いところだとついついお母さんには無理やわって言ってしまったり。出かけるたび母にも傷つける言動をしていて反省しています。

自分自身も若い頃、お年寄りや妊婦さんに席を譲るようにと学んできましたが、お年寄りは体力が落ちて立っているのがしんどいからだ、と安易に思っていました。楽したいんでしょ?みたいなことです。

そういった自分の基準が世の中の基準っという視野の狭い10代は過ぎ去り、木工所にて様々な障がいを抱えた人たちと仕事をすることで、様子を見る、聞く、待つ、教える、っとしたことを繰り返し何度もしているうちに電車の中での非常識な人に対しても、

まずは知らないのかもしれない、我慢ができない性分なのかもしれない、っと様子を見る、知らなければ教える、決して相手が恥ずかしいと思う注意をしないでおこう悟ってみようとは考えています。

田舎なら自家用車でスイっと行けばいいのですが大阪の場合、自家用車で駐車場探しや、いきたいところから駐車場が遠い、待ち時間が長い、信号でよく停車するということもあり…公共交通のほうが便利だなと思って利用させてもらっています。

みんな同じお金を払って乗車して、ある意味権利は平等だし見えない障害に対し、いきなり気づけと言っても難しいこともあるので逆に自分自身の学びと気付きだなと捉え、困っていそうな人には老若男女問わず、譲るように心がけています。

またエレベーターも同様、健脚で荷物も少ないのになぜ乗る?何人も…と思うことも…。そのたびにありがたき学びだ!と思い自分がしないことのリストに入れています。

でも一番のしないことのリストは根本的に、電車やバスに乗らないことなのかなあなんて問題解決にはならないけど消去法として思います。乗ろうとするからトラブルし、人が多い分個性もぶつかり合うし意見や意向もぶつかり合う。

そういってたら引きこもりが増える!って考えもわかるのですが私自身が若い頃に満員電車にうんざりし、精神疲弊もし田舎移住をしたら田舎だったらそういうことなかったし田舎に連れていきたいなあ~!山から見た紅葉キレイだったもんな…。

ちなみに大阪城公園の紅葉は始まっていましたがピークではないように見受けました。大阪城ホールでGLAYのライブがあったのか、機材運ぶトラックがあり、みんな撮影していたので私は大阪城とともに撮影してみました。

GLAYと大阪城

外堀の桜の赤い葉とともに

大阪城

ただ青空で暖かい空気の元、母が無事に楽しんでくれて本当に良かったなあっと思います。時折厳しいこと言って申し訳ないナッと後から反省しています…

大阪城紅葉

ただこの介護生活は自分の今後の仕事の視野を広めるのに非常に役に立っていると感じています。不便の先にできること、そこに生まれる気遣いが人の役に立つことのアイデアにつながるとストックしています。