オーダー家具製作で抱える私の不安。この不安というのは何度経験しても慣れません。2回に分けてのメールマガジンのバックナンバー記載です。
2015/10/11 16:40配信分
不安とやりがいの中毒性について
ブログ記事⇒ http://xn--gmqp0e23nml2b.jp/yarigai-4129 (リンク先記事削除)
ブログは自分のセラピーの役目もあるかも。
左官職人の挾土秀平さんの仕事の流儀の中に
・現場に自信を持ち込むな臆病だからこそ大きな仕事ができる
・不安の中に成功がある
・いいことを覚えていたら失敗するからいいことはリセットして忘れる
というのを拝見し少し気持ちが楽になっています。
明日は現在依頼をお受けしている企画の家具製作のヒントを得るために大阪に行きます。こうやってリサーチするということもお仕事です。
2015/10/15 11:50配信分
オーダー家具職人としての不安とやりがいの中毒性について5日ほど前にブログとメルマガにかいたのですが、同じように家具職人として活躍されていらっしゃる方からメッセージを複数頂きました。
正直、書いた時はなんでワザワザ書いてしまったんだろうと思いましたが、共感メッセージに安堵しています…いつも同士感で繋がってくださりありがとうございます。
ワタクシの場合、どちらかと言うと作家ではないので、家具を作る(創造する)のはお客様でありワタクシはそれを形にする裏方だと思っています。
お客様のほうが実は不安もあるし『自分が欲しい家具を作った』という感情が強いです。そこを私が作ったと前に出る気持ちより携わったという気持ちです。
編集後記
リンクしているブログ記事が消えてしまい何のことはわかりにくい投稿になりましたが、ようはオーダー家具の仕事を受けると、形ないものを作り上げることで納品時にお客様の要望があっているかどうかの不安、いつもビビっていて考えて考えて考えて不安をかき消すように念入りに仕事をして、納品後にとても気に入っていただける安心感を繰り返すことに中毒になっていると言ったことです。
左官職人の挾土秀平さん、ご存知でしょうか?NHKのプロフェッショナル仕事の流儀をみて、若かりし頃技能五輪で賞を取り、そこから仕事の世界での苦悩、理想の仕事で食えなかった30代、知人の仕事を手伝いながら生活をし、灯油が少しこぼれたぐらいで『もったいない!』思わず大きな声を出してしまう。ってすごくわかります…。あと、ぼろぼろになってもずっと同じ作業着を着ている、持っていること…。
理想を追求しながら葛藤し、40代になって…今…というストーリーはとてもとても励みになりましたし、精神的に折れない気持ちを持つことができました。挟土秀平さんの書籍もあります。
のたうつ者
このメールマガジンを書いていた頃とは生活がうんと変わり、kidsいたものをリセットして理想や目標に全力投入できない環境ですが、これも人生の勉強、仕事に活きるんだと思って心の中の引き出しにしまい込んでいます。