先日美容整形クリニックの診察室の壁面収納棚、吊り棚、流し台など一式のオーダー製作の手伝いをしました。扉は取っ手無しのテーパータイプ指定でフラットな見た目です。
美容整形クリニックの診察室の収納棚と流し台製作
相変わらず工場内での製作途中が好きでイメージが付かないとは思いますが…オーダー流し台の製作事例です。美容外科は利用したことがないのでわかりませんが、子供の頃に皮膚科に行く際などにも診察室兼処置室に流し台があり看護師さんがテキパキ働いている姿を妄想して図面を眺めました。
オーダー流し台本体
天板の開口部にシンクを入れて扉と引き出しをつけたら完了。私は今回本体のパネルフラッシュと扉の製作です。流し台系に携わる際、使い手さんのことを思い浮かべながらはいつものことで、同時に必ずマイキッチンやマイサニタリーをどう作ろうか妄想しつつマイホームの実現はまた先…
オーダー流し台のオーダーステンレスシンク
オーダー流し台を製作する際、天板がアイカのポストフォームだったり、今回のようにメラミン化粧板で自作したり、オールステンレスだったりと設計士さんの指定により毎回異なり、シンクもオーダーで外注さんに依頼します。
本体は引き出しと扉付き収納、シンク下収納
引き出しと扉をつけると少し完成に近いイメージですね。
引き出しの前板と扉はテーパータイプ
テーパーとは、細長い構造物の径・幅・厚みなどが、先細りになっている状態のことをいい、家具製作でも扉や引き出しの前板を斜めにカットして手掛かりタイプ似する際にテーパー扉、テーパー仕様、テーパータイプなどと呼び今回は30度角度をつけています。
その他、壁面収納棚や吊り棚も製作しましたが撮影前に出荷のための梱包してしまったので写真はありません。いつもながら製作事例の完成写真があまりありませんが何かしら家具製作に携わりながら介護と勉強、田舎に帰る計画など並行しています。