9月に入りオーダー家具の依頼が重なったという事で木工所にお手伝いに出向いています。(私個人のオーダー家具の受注は介護で何が起きるかわからない為、中止しています)
何現場か並行していてマンションや店鋪什器、量産も一点物も混在してパーツを製作しています。
形やサイズや材料が違えど基礎工法は共通しているので今までの経験の引き出しの応用でスピード重視です。
急いでいてかつ頭の中に段取りがピシッと入っている時に、家具職人見習いさんが助手でついたら何をしてもらうか?など、育成する人もいないのに考えながら作業しています。
というのもお手伝い先でオールマイティに仕事ができる人材を育成したいという要望があるからお手伝いがてら育成係になる事が想定されるからです。
しかし、少し前に書きましたが求人を出しても応募がなく、私は家具職人になりたくてなりたくてなりたくて修業場所を探しまくっていたのに、現実はあまりなりたくない業種なのかなっと。
確かに家具製作でテレワークは難しいし立ちっぱなしだし体力いるし暑いし寒いし給料も高く無いし、将来性も不安定だし就職先に木工所は選ばない気持ちもわからなくもないし、家具職人とはいえ、仕事内容に魅力がないのでしょう。
他の木工所からも雇用しても長続きしない話もよく聞くので自分から人を勧誘するほどでもありません。
私は家具製作の仕事をすることで集中して精神的に落ち着くし楽しいし、筋トレになるしやりがいを感じることができますが、
誰もがそうではないから働くうちに働く意味や達成感の差が埋まらずお互いにストレスが溜まるからゴリ押しすることはしないようにしています。 なんだかんだと書きましたが、家具職人が人気ないというよりは私がお手伝いしている仕事内容に魅力を感じる人がいないということですね。
私自身も遠回りばかりで本来やりたい田舎暮らしで木工芸とはまだまだ遠いですから(汗)現実にするために経験や想いを積み重ねて励みます。