向上心がない人と仕事すると自分の技術も下がるので注意

家具職人になるには?好きなことを仕事にしたいと興味を持つ方で家具職人に向いている人、向いていない人が気になる人が非常に多いですが、たとえ個人的に向いているなと感じた場合でも周りの環境に左右されてしまうので注意が必要です。

これは家具職人の仕事に限らず、どのような仕事にも言えることで、もっというと学生時代の部活動やサークルや趣味の集まりでも同じことです。人は負のパワーに引っ張られやすく、時と場合によっては意欲を持つことがばからしくなってしまって同じように惰性的に陥ってしまう恐ろしい巻き添え力を持っているのが向上心がない人です。(批判ではない。下記に続く)

過去にも書きましたが家具職人に向いている、もしくは必要なスキルは

  • 片付け・整理整頓ができる人
  • 周りを見渡せる・段取りが良い人
  • 思いやりがある人
  • 体力と気力がある人

があげられますが、その条件を本人が満たしても向上心がない人が身近にいると途端に技術の習得や意欲が驚くほどどんどん下がっていきます。ああしようこうしよう、これはしないほうがいい、これはやめよう、これは良い、もっとチャレンジしなきゃ、今のままではだめだ、こうしてみようということが常にあって自分のPDCAサイクルや目標に向けてのルールが構築されていきます。それを人に強要するつもりはないのですが自然と同じ志向の人が集まる時には急成長する反面、向上心がない人にとってこの行動がうっとうしがられてしまいます。その気持ちもわかるし、違う考え同士なので歩み寄ることも難しい問題だと思います。

それで関係が立ち消えるだけであれば問題ないのですが、その相手が立場が上の人だったり仕事でのパートナーシップだったりすると避けたくても避けれないこともあり、仕事に対する取り組み方の違いで精神的な負荷がかなりかかってしまいます。会社や相手のことを考えて新しいことを取り入れていこうとプランを提案しても変えてくれず行動に移してくれず、GOサインが出してもらえなくてあきらめないといけないということもあります。そうするとこちらの気力も下がるし、仕事にも気持ちが表れてきて無意識にも技術も下がってくるのです。

自分が有能ではなく目的に達することができていないコンプレックスがあって必死でもがいているせいかもしれませんが未来をよくするためにいろんなことを考えて今目の前のことだけをただこなすのではなく将来のネガティブシミュレーションをしてリスク分散をするのが常なのでどうしても惰性的・向上心がない人の恐ろしい負のパワーに精神的に引っ張られてしまう環境は地獄だと常々思います。

もちろん向上心がない人が悪いわけではありません。現状に満足できているのは生きるのが楽だろうなと素直に羨ましく思う面もあります。

ただ自分の価値観とあわないだけであり、向上心がなくても幸せに生きていける人に向上心を持てと強要するつもりもないし現状に対して批判をするつもりもありませんが、もし自分が今のままでは理想に近づくのが難しいと感じた場合、向上心がない人が立場が上の人やメンバーの中にいる場合には引っ張り力で巻き添え事故やしなくていい負担を抱えることにならないように注意が必要です。

ただ、向上心が無い人は病気が潜んでいることもあるので気にかける必要もありますし、自分の思うことに興味がないだけであり他のことに対しては情熱を持つこともあります。ただ、自分の気力や技術を下げてしまう場合や、好きなことを仕事にしたい場合にはそれなりの環境に身を置くことが目的達成に近づきやすいと感じますし、1人でもやり切る意思も大事です。他人を変えるのではなく、自分が変わることに注力ですね。