ヒノキの角材

今ヒノキの角材を使った量産の造作をしていますが、4mの角材、写真のが4山、そして2mのが2山あり、必要な寸法カットをひたすらしています。

※この記事はカマキリの写真があります。虫が苦手な人はスクロールせずお戻りくださいませ…

850mmが880本、とか485mmが1260本とかそんな感じでカットしていますが今日はふっとカマキリが乗っかっていて、触れないので自分からどこかに行ってくれるように見守るも、ヒノキが気に入っているのかなかなか床に降りてくれず、材料を引っ張っても別の材料に乗り移るし、斜めにして少しトントンと振動を与えても足でしっかり踏ん張っています。

開き直って眺めていたら私の気配が恐ろしかったのか早足で逃げ始めたのですがいわゆる崖っぷちの瀬戸際で腕を上げ下げして焦っていました。また、乗ってる材料を引き抜いてみたらどうしたらいいのかわからないのか自分の行き場所にすごく悩んでいました。

なんだか、崖っぷちのカマキリを見ていると焦燥感や一生懸命走ったけど行き止まりで先に進めない、飛ぶのも怖い(人間なら死ぬ高さ割合)、どうにかあがいて道を見つけたい、そんな自分が被りました。

もう好きにしたらいいよと材料から降ろそうとするのはやめて自由にさせていたらいつのまにかいなくなって安心したのですが、しばらくしてまたヒノキの角材から出てきてよっぽどこのカマキリはヒノキが好きなのだなっと思いました。そのまま無視したけど明日はまたどこかにいるのだろうか…

ちなみにカマキリは害虫ではなく益虫で、人間からする害虫を食べてくれるヤモリと同じような役目をするようです。触るのは怖いですがカマキリとちょっと遊べて自分の人生を照らし合わす休憩時間になりました。

となんだかほのぼの記録で終わりです。