あべのハルカス美術館で開催中の歌川広重展、7月に前期を鑑賞して今日後期を鑑賞しました。風景や人々の描写、お着物や鳥など全て美しかったです。広重さまが生きた時代の御江戸は雪が積もり寒かったのだなぁと想いを馳せました。
7月の前期は福祉住環境コーディネーターのブログに記載しています。
江戸百景や近江八景、東海道五十三次、備前や対馬の風景、遊郭や歌舞伎などの浮世絵など何とも言えない朱色や藍色のグラデーションで夕陽や朝焼け、海や雪、山など描かれていてウットリしますし、小さく描かれた人物も可愛い
写真が日本に入ってきたのが1841年、広重さまは1797年生まれで感染症であるコレラが江戸の町で猛威をふるった安政5年・1858年に死去されていますが、当時はまだまだ写真は一般的ではないので当時の記録を残すためにも風景画って貴重ですね。
例えば床に臥せる日々を過ごすことになった時、掛け軸などの風景画があるだけで心が救われた人もいただろうなっと感じます。いろいろと没入して良い時間が過ごせました。
風景や歴史を記録して遺すってこれから災害や気候変動などで突然変わりゆく可能性がある時にも貴重なことです。(現代は写真や動画がクラウド上の記録として沢山ありますが、絵も人それぞれに空想できてよいと思うのです)
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でおさらいしながら余韻に浸っています。
“後期・あべのハルカス美術館広重展に没入” への1件のフィードバック