ビスケットジョイント

母の介護部屋の棚をDIYした際に、天板の接着をマキタのビスケットジョイントカッターを使用しました。充電式もあり作業中にコードが邪魔にならないですが加工が多い場合はバッテリー切れの心配がないコード式のほうが安定しますね。でも充電式は場所を選ばないので便利ですよね

ビスケットは木ダボと同じような考えで、ビスケットの厚みの溝をついてボンドを入れて背着するもので、天板や側板など、ネジを見せたくない際や、枠を組むときなどにも使用します。


マキタ ジョイントカッター PJ7000/3901後継機/ビスケット ジョイナー/電動工具/電動カッター/ビスケット

今回は側板の木口と天板の平面に加工をします。

ビスケットジョイント

今回天板と側板は面仕上げにするので外側になる方に定規を当て同じ寸法の位置に溝が入るようにします。まずは木口側(側板の上部)に溝をつきます

ビスケットジョイントカッター

ビスケットジョイントカッター

続いて平面側(天板の内側)に溝をつきます。

ビスケットジョイントカッター

ビスケットジョイントカッター

接着よくするために3箇所にしました。

ビスケットジョイントカッター

続いて天板の途中の箇所にも溝をひきますがこのとき、溝を引く位置の寸法を間違えないように注意です。

ビスケットジョイントカッター

木工用ボンドを入れてビスケットを差し込みます。マキタの場合ビスケットの幅や厚みは3種類ほどありますので加工寸法に合わせて選んでください。今回は#20を使いました。

マキタ ジョイントカッター用ビスケット #20 A-16944(1袋100個入)(60×23×4mm)

ビスケットジョイントカッター

キツめになっているので金槌でしっかり真ん中に叩き込みます。(ずれていたり十分叩き込めていないと接着時に相手側の溝に入りきれずに隙間ができます。)

ビスケットジョイントカッター

今回製作したテレビ台兼収納棚の本体。

ビスケットジョイントカッター

ビスケットジョイント

ビスケットジョイントカッターで加工済みの天板を合わせて表面が傷つかないようにゴムハンマーで叩きます。

このとき、きれいに接着できるといいのですが、うまくつかない場合、天板と本体をクランプで締めてボンドを乾かすときれいに接着します。私の場合も接着剤が乾くまでクランプで締めて製作します。

テーブルの天板を単材で剥ぐときなどにも使用しますし、ジョイントカッターは角度をつけて溝をつくことができるので枠を組む際にも綺麗にできるので便利です。

作った収納棚については別記事に記載しています。
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