賃貸マンションの下駄箱を製作していて本体は先に現場取り付けが完了し、内装工事を終えてから扉や棚板の設置をする流れで、その時に全件分を納品するので５０部屋あるマンションでしたら５０セットの扉が必要になります。
よくあるのが観音扉タイプなので１００枚にスライド丁番の穴あけをしてから取っ手の取り付けビスの穴あけをしたあとに、スライド丁番を取り付けて鏡付きの場合には５０枚鏡をひたすら貼る作業があります。毎回毎回自分の姿が映るのが気持ち悪いといってますが、今回も自分の顔を観ないように鏡の拭き掃除をしていました…
シューズボックスの扉にミラーを貼る方法
前にも下駄箱の扉に鏡を貼る工程を記載しました
が、接着剤と両面テープとのみ記載していたので、扉や壁に鏡を貼るDIYをお考えの方に向けて少し補足します。
扉や壁の表面が接着剤が効く仕上げになっているか確認する
接着剤が効かない表面や鏡が付かない接着剤ですと貼った瞬間はついているような気がしても、開け閉めしたり、振動が伝わった時に鏡が落下する恐れがあります。特に扉の場合には鏡を貼る部分の表面がベニヤ板や無垢板、オレフィンシート、メラミン合板、ポリ合板、塗装面など様々な下地があり、両面テープや接着剤がしっかりと効能を果たすかどうかの確認を、鏡で隠れる位置に試し塗りをしておくと安心です。
鏡の裏に両面テープと接着剤を塗布する
鏡屋さんと相談したうえで私が貼り付ける場合ですが、鏡の端より数ミリ中に入った位置にぐるりと一周強力な両面テープ(工作で使う薄手のではなく、厚手でクッション性があるものを使用しています。)を貼り、鏡の長さによっては日の字、目の字、梯子状に貼り、ミラーボンドなどのコーキング剤を塗布して貼りたい位置にまっすぐ丁寧に貼ります。
鏡の表面から乾いた布で圧着する
鏡を正しい位置に貼った後に、ごみやほこりが噛んでいない綺麗な布で接着剤と両面テープがしっかりつくように抑えながら作業時についてしまった指紋などの汚れをふき取ります。
鏡押さえ金物を併用する
両面テープとミラーボンドでも基本的に大丈夫ですが安全に安全を重ねる意味も含め、鏡止め(鏡押さえ)金物を取り付けておくと良いです。見た目がスタイリッシュが良いん場合には鏡を扉の上から下まで貼ってLアングルにビス穴をあけて、鏡がしっかり乗っかかる位置出しをしてから扉の木口からビスで止めます。
またステンレスレールやミラーボタンなども市販で売っています。
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飛散防止加工シートを貼る
万が一の落下の際に鏡が散らばりにくくするために、飛散防止タイプの鏡を購入するか、飛散防止フィルムを貼っておくことをお勧めします。DIYは簡単にできますが使っていくうちにでてくる注意点もありますのでお気を付けください。
