家具職人に向いていない辞めろ、恥だ、女には無理だ!などなど色々言われてきましたがしつこくしつこくしがみついている私のメールマガジン・バックナンバー。
2015/10/16 13:10配信分
私が修業中に毎日怒られては自転車で泣きながら帰宅していた日々、時折『何でワタシだけ厳しいんだ』とふてくされたこともあります。そういう時は何もかもうまくいきませんでした。
そして『お前は向いてないから辞めろ』と何度も何度も言われた23歳。結婚して趣味ですればいいとか色々言われましたし周りの同世代も遊んでいる時期。
私は会社辞めて道を変えて食べていけるかとか考えずパンツすら買い替えれない貧乏でもとりあえず悔しいしやりきってみようと意地もありました…。
詳しくは⇒家具職人への道4~脱サラして修業へ~からどうぞ。
修業中には気がつきませんでしたが厳しくしたのはワタシが男性の中で舐められないようにという師匠の愛でもありました。本当に不器用で向いてないのに気の毒だから諦めさせようと思ったのも本当だそうです 笑
次の道を早く進めたらいいという愛ですね…
・叱られたことを自分で感じる(なぜ?を理解する)
・いちいち反発しない
・素直になること
これ、修業当時はあまりうまくできなかったけどあとから気づき、今は新しいチャレンジをするときに心がけていて、パソコン仕事や野菜作り、趣味や遊びは尊敬する人の意見を素直に聞きます。
小川三夫さんの書籍ですが
技を伝え、人を育てる 棟梁 (文春文庫)
宮大工の世界だけで無く他業種・趣味、人材育成、子育てなど色んなことに活かせます。褒められたい人はそういうとこに行けばいいって部分、いや本当にそう思います^^;
私も40歳をとりあえず1つの目標にしてビジョンをブラさずもう少し色々泥臭くやっていきます♪欲深いからどんどんやりたいことが出てきて終わりそうに無いんですが…
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編集後記
このメールマガジンを書いていた頃、仕事のことだけを考えて燃えていました。
40歳を目標にして着々と築いていましたが、40歳を前にして介護生活になりリセットしております。積み上げたものを手放すのにはとても覚悟がいりました。そしてその後の喪失感も想像以上でした。しかしスキルとして残っていれば再出発できると思いますので年齢的なリミットを設けずに前進しようと思っています。