家具職人メールマガジンのバックナンバー

家具職人として独立して成功すると心では決めていながらも、目の前のことにも追われ遠回りをしながらも様々な経験を積んでいた頃のメールマガジンのバックナンバーです。

2014/07/02 12:00投稿分

東京に仕事で行くのがいよいよ今週末です!

書籍の出版依頼があった出版社の担当の方に会いにいくのと、知人の手伝いの仕事でセミナーの講師をします。どれくらい来られるのかワクワクドキドキ!こんな私は田舎からオノボリサン状態で前日の朝から当日帰る時、まで東京で過密スケジュールにしました。

すぐに大阪に移動なのですが大阪の時にクタクタになってないように自己管理しなきゃです。大阪でも見積依頼のお客様の物件にお伺いするので心から楽しみにしています。

収納に関するアドバイスや打ち合わせってすごくワクワクしますよね。不安を解決できるといいなと思います。

東京と大阪では会う人がたくさんいてこなせるのか心配というか一番心配なのが外反母趾で、きれいな靴で100m歩いただけで痛くなるということ。。。

普段はいつもベタのサンダルかシューズ。おしゃれしたいんだけど痛さには勝てない、、、でも東京は出版社とかに行くので事務所の前で靴を履き替えようと思います。セミナーの時も会場の前で履き替えようかと思っています。

外反母趾でヒールが履けない女性多いですよね。私は元々不動産の営業ウーマンやってた時に調子に乗ってグッチのサンダルとかはいてカツカツいわしてたのが祟って今はもう履けない。普段は履く必要ないんですけどね^^;

動きやすさが一番です。

綺麗に着飾ることに興味が無くなりました。職人の修業時から、師匠にアクセサリーやめろと言われそれを未だに忠実に守っています。

そういえば過去にこういう記事を書いていました^^;

http://xn--gmqp0e23nml2b.jp/syokuninn-789
(2019年10月にブログ記事全部消えてしまったのでリンク先なし・・・内容はスーツ着た女性と何人もすれ違い、全員がしかめっ面で歩いているのを大阪の淀屋橋で観たときの記事でした。)

しかめっ面しないようにしなきゃ。。。

編集後記

これは2014年に配信したものですが、今読み返すと少し前に話題になった#KuTooやんって思いました。

また、私が田舎移住しようと決意したのはまだ家具職人になる前のこと、満員電車に乗ったときにみんなの顔がしかめっ面だったり、疲れ果てていたり、精気がなかったりと自分ももしかすると同じような顔なのかな?今後なっていくのかな?っとゾッとしてしまったことからです。

仕事でもしかめっ面とかしないのは幸せなことだと感じます。家具を作ることが好きとか技術向上とかもちろんありますが、何より仕事に没頭して向き合っていると心が落ち着くのです。

『バカの壁』の著者の養老 孟司さんが以前、生きている人間はしゃべるから嫌だ、解剖の仕事(死体)は文句は言わない、裏切らない、昨日も死んでるけど今日も死んでる、昨日終わったところできちんと終わって勝手に治っていることはない、嘘をつかないから心が落ち着く…と

その理由は子供の頃の教育にあり、当時の同世代は車作ったり、トンネルほったり計算機作ったりする仕事を一生懸命した。失敗したら自分のせいだから。ものづくりを一生懸命したのは背景に誰を信じていいかわからないということがあると思うっと言うようなニュアンスの話をおっしゃっていました。

その時、同じと言ってはとてもとても失礼ですが『心が落ち着く』事に関してわかりやすい表現だと思いました。


バカの壁 (新潮新書)
家具職人メルマガバックナンバー一覧