木工機械で怪我を武勇伝にする人を信用してはいけない

今手伝い中の木工所は人手不足、求人募集をしていますがなかなかマッチングせず、先日面接に来た方は個人的には私ともめてしまうのではないか?と思う気質の人でした…。その話は最後に。

まず、家具作りはじめ、木工機械を使って作業をする仕事をしている人(大工さん等も含む)は怪我と隣り合わせで危険だといわれます。私も家具職人の見習い求人を探しているときに断られる理由にケガをするからっとさんざん言われました。

女の子は怪我したらお嫁に行けなくなるから…といわれた事例↓

危険を伴いながらも、怪我をしないのが当たり前、の基準の中で、怪我をしやすい人、怪我をしてしまう人の特徴を以前掲載しました。この記事でなるほどっ自分の周りでもケガをする職人ってこういうタイプが多いです。と共感のメールを数通いただきました。↓

木工機械や電動工具での怪我は女性や初心者だからではない話

私が知る中でも仕事が丁寧で長く続いている人は木工機械や電動工具で指を落としたり身体を切る恐れのある機械で怪我をしたことがない人の方が多いです。怪我をした話をしません。

(金槌でたたいてしまうとか、エア工具でフィニッシュが思っていた出方と違って刺さってしまうとか、ささくれが掌にいっぱい刺さるとか、押さえ板でちょっと挟むとか物を落下してしまうなどといった不意の怪我はあるのですが…)

もし怪我をしていたとしても怪我をした話をしないのは恥だからです。怪我をするということは仕事ができないことをアピールしているだけであり、個人的には信用なりません。信用できません、信用しません…。

時折現場で初めて会う人が武勇伝のように怪我の話をする人がいますが自分が同じような怪我をしないように勉強しながらも、不注意による怪我を自慢げに話す人は軽蔑しています(笑)

個人的主観や自分が見てきただけの価値観になりますが自分を大きく見せてケガの武勇伝や飲み屋での武勇伝、喧嘩話をおじさんにもなって初対面の人に対して話す人はあらゆる面で難ありなので信用しません。一日だけの助っ人なら割り切れますが工場の中で毎日のように作業するとなると一気に空気が乱れて周りにも悪影響になります。

で、冒頭の話に戻り、面接に来た人が昇降盤で3回指落としそうになったとか、俺はこんなことができるなど大きな声で話しながら工場見学をし、年上なだけで私に対して上から目線で帰り際に声をかけてきたこととか、私が最も苦手とする嫌なオッサンタイプで必ずもめてしまうように思うのです(汗)

ただの自信過剰の不注意なオッサンやないかい!私の思うような段取りで工具の置き場なども整理して綺麗に仕事をしてくれないのは想像ができるのですが、いや、もちろん押さえますよ?何度もこういうことありましたから…。私の会社ではないので私が指導したり仕切ることはしないので見守るしかありません。

改めて、怪我の自慢をする人って気性的に私とは合わないと気づいたし、怪我をしないのが当たり前の仕事。決して怪我をして一人前の世界ではないということ。(怪我の基準が一般とはずれているとは思いますが…ここでいう怪我は木工機械や電動工具で生活に支障をきたす怪我をするということです。)

  • 集中力がない
  • せっかち
  • 焦り症
  • 慣れからの怠慢
  • 私生活が乱れている
  • 悩み事が多い
  • 自信過剰

要注意ですね、おかげさまで自分自身を見つめ直し、指10本をキープし続ける大切なことをおさらいしました。


追記・ここに書いた怪我武勇伝おじさんが昨日から働きはじめて明らかに道具の使い方が悪く、怪我と材料に傷つけるから手本を見せて説明したけど『そうかな?大丈夫やで』というから『経験上道具にも材料にも悪いから伝えているのです』と言っても自我を貫くので、あゝやっぱり典型タイプのおじさんかぁ…と。

男尊女卑で年功序列タイプは無自覚だからこそ修正が難しい。家族でも無いのにそこまで神経すり減らしたく無い。介護だけで精一杯。怪我防止と道具を正しく使って欲しいだけだけど私の助言は聞きそうに無いから険悪にならないよう社長には流れを伝えて私は身を引いて距離を置きます。

続き…