量産吊り棚の扉加工の作業効率とバスケットのルール

随分前に、吉野家の牛丼がなぜ低価格にできるようになったかという解説をしている番組があり、機械を替えて、作業員の歩数が二歩減ったからだと話していました。

その当時、量産型の家具製作はしたことがなく、単純にたった二歩が大きな違いになるんだなぁと記憶に残っていて、私も無駄な動きをしない方法や材料や工具などの配置を考えます。

台車から材料を取り作業台で加工して加工済みの台車に置いて…と枚数の多い扉を繰り返し製作する時、なるべくピボットか歩数を最小にするのですが作業時間短縮を考えてるようで…

実は単なる元バスケ部の習性かもしれません。

時折、量産型のパーツ製作中に材料持ったまま何歩も歩くとトラベリングというミスをした気になり心の中で自分にダメ出ししています…

ちなみに私のポジションはセンターでした。高校でもバスケット部に入りましたが、工業高校で女子が少なくメンバーも足りないので試合も無い上に情熱を持ってできる環境ではなかったのですぐに辞めてバイトに勤しむ高校生活でした。

コロナの前まではたまに甥っ子とマンツーマンをしていましたが、もうバテバテです。ただ、センターだとフリースローする機会が多いので、中学生時代にめちゃくちゃ練習していたので数本練習したら感覚は戻ります。

木工では、鉋の刃を朝から晩まで研ぎっぱなしで何ヶ月もかけてようやくコツを習得しましたが、最近鉋の研ぎを全くしてませんがうまく研げるように戻るには時間がかかりそうです。

話は変わって、アイキャッチの写真は、私が好きな夏の花の一つ、ナミキソウ(波来草)です。

この写真の咲いている場所が礫浜の波が来るか来ないかの場所で、かつ花の形が波が崩れた感じで小さくて可愛いのでガイド時に解説してました。また観たいなと携帯遡ると、ちょうど4年前の今日インスタに投稿していました。

田舎が恋しくてたまりません。地元の知人に、山歩きする際に今年の花の写真を撮って送って欲しいとお願いしました。