私が家具職人修業中に師匠に読めと言われた法隆寺の西岡棟梁の書籍。法隆寺を支えた木や木に学べを読んだ後、、そこからお弟子さんの鵤工舎を設立された小川三夫さんのことも知り、書籍を読んで修業中にかなりかなり励まされ心の支えになっていきました。2016年には法隆寺に見学へ。
この法隆寺がコロナ禍の影響もあり、財政難に陥り、建物や宝物の保存修理、境内整備などの営繕のはじめ宝物の保管や防災設備の保守点検、参拝者用の通路やスロープ・トイレ・休憩所などの施設の改修、老朽化した塔頭の改修、排水路・下水路の整備等の資金が必要だそうでこの度クラウドファンディングで支援を募っています。
世界遺産の法隆寺は、新型コロナの影響で拝観者が減り財政難になったことから、美術品の修理費用などをクラウドファンディングで集めると発表しました。
関西テレビ
目標金額は2000万円で、受付は6月15日から7月29日までで、リターン無しのお気持ち応援や全力応援5,000円から1,000,000円までで。もちろん様々なリターンもあり、応援コメントも現時点で683件あります。個人的にはリターンは求めず全力応援をできる限りしたいな。(でも特別拝観などはしたいかなあ!)
実は法隆寺が国の補助を受けられるのは、国宝や重要文化財の修理の時などだけ。通常の維持管理の費用は、参拝にお越しいただいた方々の拝観料で賄っております。 しかし、令和2年以来の新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、年間の拝観者数は激減。昨年は何とか50%程度まで戻りましたが、まだまだ厳しい状況が続いております。この窮地を乗り越えるために、境内の営繕など可能な部分は先延ばしにして経費の節減を計って参りましたが、これが2年3年となると、そういうわけにもいかず、今回クラウドファンディングへの挑戦を決意した次第であります。
⇒クラウドファンディングページはこちら。世界遺産法隆寺ー1400年の歴史遺産を未来へー
現時点6月15日21時50分の段階で1350万円に達しているので目標金額2000万円は期日までに達成しそうな様子ですが、目標金額の達成の有無にかかわらず支援金を受け取るAll in 方式で、支援募集は7月29日(金)午後11:00までです。