クローゼットの棚板DIYの実例・棚柱ダボレールを使用の際の注意点

自宅をDIYしたいと思うときに、棚板を自分で取り付けたい、ということが多いです。

  • クローゼットの棚板
  • キッチンやサニタリートイレの棚板
  • リビングのカウンター下の棚板
  • 玄関収納の棚板

などデッドスペースを収納に活かすための棚板をピッタリあったサイズで作りたい場合に

固定棚ではなく、可動棚にしたい方にはダボレール(棚柱)を壁に取り付けると便利ですが

ダボレールの取り付け方に失敗すると、落下などによる家庭内事故にも繋がりますので注意が必要です。

クローゼットの棚板DIYの実例・棚柱ダボレールを使用の際の注意点

ダボレールを取り付ける前の確認事項

まず、ダボレールを取り付ける前…

  • 取り付けたい場所の壁などの下地を確認し、下地にあったネジを用意します。
  • 棚板の幅は壁と壁との空間を採寸し、ダボレールや棚受け金物の厚みを引きます。
  • 置くものが決まっている場合、ダボレールや棚板の耐荷重を確認します。
下地が石膏ボードなど木下地以外の場合…

木下地ですと一般的な木ネジで固定することができますが、最近の住宅では石膏ボードが下地になっていることが多く、その場合、木ネジを締めても石膏ボードがぼろぼろになるだけでしっかり固定できません。

石膏ボード下地にはボードアンカーを取り付けます。

ボードアンカーはホームセンターや100円ショップ、ネットショップで購入できます。例を掲載しますので、画像クリックで詳細をご覧ください↓

ボードアンカー G4

実際に取り付けた際の写真です↓

ボードアンカー

ダボレールを取り付けるネジの位置に、鉛筆などで印をして、壁にボードアンカーを埋め込みます。
ボードアンカー

ボードアンカー

ダボレールを木ネジで固定します

ボードアンカー

これでグッと引っ張ってみてしっかり止まっているか確認してください。

しっかり止まっていないとネジごとごそっと抜けてダボレールが外れて棚板が落下したりします。

このようなボードアンカーもあります

RBA-412T らくらくボードアンカー(200本) RBA412T
しっかり固定できるものを選ぶと安全です。

棚板の寸法の算出方法

壁と壁の間に棚板を取り付ける場合、サイズを測る必要があります。クローゼットの中は特に、奥側だけに柱があったりすることや、いびつなことも多いのでその形に合わせて棚板を作ることができるのもDIYの魅力ですね。

また、真っ直ぐな壁で、長方形の棚でも人の手で作るものなので奥と手前側、上と下によって幅が違うこともあります。

壁と壁の幅を測る場合は奥、手前、2箇所が基本ですが、さらに上部、下部と4箇所以上測り一番狭い寸法を基準にします。

一番狭い寸法から左右のダボレールと棚受け金物の厚みを引き、少しクリアランス(1mm程度)を引いた寸法が棚板のサイズになります。

金物をネットで購入する場合、販売ページに寸法が記載していますので購入前に確認されると良いです。
クリックで詳細ページへ↓

ステンレス棚受けレール(ダボレール・ダボ柱)「1820ミリ×1本単位での販売で、必ず途中カットさせていただく形になります。」

柱があるクローゼットにダボレールを取り付けた事例

ダボレール

ダボレール

実際に作った棚板

クローゼット棚

設置例

ダボレール

クローゼットのいびつなデットスペースが幅いっぱい使える可動棚になりました。

クローゼット棚

分譲マンションの棚板と扉を取り付けた事例

仕事で分譲マンションの玄関収納を製作した際に撮影したものです。

マンションクローゼット

ちなみに扉内部には鏡を貼りました。

マンション下駄箱

壁にダボレールとドア枠をつけた下駄箱です。

マンション下駄箱

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