オーダーキッチン収納を製作した際に、システムキッチンでよく使われるソフトクローズのスライドレールを使った引き出しの作り方を撮影しました。
YouTubeには動画風にアップロードしていますが、写真で順序立てて掲載します。
ブルム社のスライドレールを使用
オーストリアのブルム社では利便性・機能性の良い家具用金具がつくられ、世界中に輸出されています。
今回使用した金物はブルム社製タンデムボックス プラス(ブルモーション)Tandembox plus_Cタイプです。このタイプは底板と背板と前板が付属されておらず、パーツのみ家具の幅に合わせて製作しました。
ブルモーションとはブルム社とモーションを合わせた言葉でソフトクローズ機能がある意味だそうです。
ブルム社製の金物を取り扱う hikidasi-blum.comというサイトに様々な製品が掲載され、寸法の出し方などわかりやすい図もあります。
にて取り付け方法なども記載されていますが、私は知人の職人さんの手伝い時に口頭で説明されたやり方ですから説明書に忠実ではないかもしれませんので、正式には説明書をお読みください。一応…動作確認はできています。
ソフトクローズスライドレール引き出しの作り方・ブルム社製版
※上記にも記載しましたがブルム社の説明書に基づいて取付していないため。違いがある恐れや説明不足もあることをご了承ください。
引き出し一杯分の金物と底板と背板を揃えます。
奥行き寸法は金物に合わせ、幅は取り付けする家具の内寸に基づき計算してカットしています。
底板と背板の厚みは金物に合わせて16mmに仕上げ、引き出し内部は白のポリ合板にしてお手入れしやすくしました。
金物に底板をはめ込みます。
底板の厚みが16mmなので、表に貫通しない長さのビスで固定します。
続いて背板を取り付けるための金具をカチッとはめ込みます。
隙間があると引き出しがきつくなりスムーズに開閉しなかったりソフトクローズせず閉まりきる前に止まることもあります。
本体に入れてみました。
本体側に位置出しをしてレールを取り付けています。
前板は無垢板を使用する予定で、付属の連結金具にて前板を取り付けて隙間調整をし完成です。
最初に記載したように自己のやり方で取り付けていますのて実際に使用される場合は説明書を見て間違いのないよう取り付けして下さい
ブルム社製版・ソフトクローズスライドレール動作確認動画
ソフトクローズの引き出し開閉動作の動画は別の動画に掲載しています。
→ ソフトクローズタイプの引き出しレール取り付け動作確認動画
“システムキッチンの引き出し作り方・ブルム社製タンデムボックス プラス(ブルモーション)” への3件のフィードバック