2022年の二級建築士の試験を独学で受験するかウダウダしている私ですが、二級建築士の受験者は受験資格の改正から圧倒的に大学生や20代の方が多く、私みたいにおばさんの年齢(40代)になると受験者年齢比率も1桁代。
今まで遠回りしている自覚もあるし、今更おばさんが張り切っても出来ることは限られていますが、おめでたい頭の私は何歳だから良い、悪いというのは自分で仕事していく分にあまり気にしていないし、逆に受験資格改正は諦めていた中年に良い機会だと捉えています。
YouTubeで二級建築士の受験勉強法とか独学的合格した人の話とか建築士の先生や講師の方の過去動画を閲覧していると、コメント欄に
- 40代で勉強も大変ですが頑張ります
- 20数年前に学科だけ合格していますが50代になり再チャレンジです。
- おじさんで初受験で、うんぬんカンヌン…
と言った40代、50代で二級建築士を2021年や2020年に受験されたであろう声があると意外といらっしゃるのだなぁと(若い人達よりも積極的にコメントする年代なのかもしれませんが)
その方たちが40歳・50歳から二級建築士の受験勉強で合格出来たのかはわかりませんが、データによるとやはり合格者数も若い方と比較すると少ないですね。
建築技術教育普及センターのデータによると、令和3年(2021年度)はそもそもの40歳以上の受験者が何人かがわからなかったのですが、合格者だけの比率でいうと
「学科の試験」合格者(全国)8,219人のうち- 40才代が9.7%
- 50才以上が3.3%
- 平均は27.1才
- 40才代が9.0%
- 50才以上が2.4%
- 平均は26.9才
という数字が出ています。かといって自分も無理だとか他人に引っ張られる感情にはなりませんが、難易度は高いという認識は得ています。脳の鮮度や許容量、耐力や集中力も違う家庭や仕事の責任も増えているため時間の取れ方も違うかも知れません。
ただ、40歳から家具職人を目指す際の壁と同様忍耐力、体力、素直さを持ち、凝り固まった自分の価値観やルールや言い訳癖を手放して、集中力を保ちチャレンジすることが大事だと感じます。
高校生の時に法規が嫌いで建築士としての勉強投げ、生活や未来の為にバイトを掛け持ちして働く事に明け暮れていた当時の私が、また40代に建築法規の勉強しようと考えているなんて想像もしていなかったです。結局、子供のころの遊びで住宅販売のチラシに夢中だった初心に戻っている自分自身が面白いなあ。
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