怪我無く仕事納めと来年の家具繁忙期の備え

2020年は介護生活と家具製作の仕事の両立、精神的にも回復の兆しを見せ、福祉住環境コーディネーターに興味を持ち、仕事の枠を広げようと勉強した年でありました。

木工所の繁忙期は例年年末から4月にかけて

木工所の繁忙期は年末から春にかけてなので、年末年始の休暇といっても年始の仕事が立て込んでいて気が休まらないことも在るのですが、今年は年末ぎりぎりまで休みを削って来年早々の納期のマンションの収納家具のパーツの作りだめをし、予定よりも進んでいるので気持ちよく休むことができます。

なにせ夏休みの宿題を最初にして心置きなく休みたいタイプですから…

夏休みの宿題を先にするタイプが社会人になると… に記載。

介護生活と自分の生活の両立を取り戻していく

介護生活が始まり生活が一変したことでひきこもり状態にある私ですが、幸いなことにやりがいのある仕事を合間に携わることができるようになり、母の容体もよくなる傾向にあり、デイサービスのお世話になりながらなんとか仕事も技術面での手伝いに関して復活を遂げています。

ただ、オーダー家具を直接お受けする仕事は私のメンタルがまだうまく回復していないので直接の受注は休止しており、知人の木工所にて受けている仕事を技術を提供して手伝うということのみを黙々と没頭することで余計な憂いを考える時間をなくし精神統一しています。仕事が薬(笑)

私にとって家具を作る仕事は人のサポートをすること

私はオーダー家具の受注をする際に、お客様の悩みを解決する、不便や不満、困りごとを軽減する、快適に暮らす、仕事をする、というお手伝いをしていると認識しています。

そのため直接受注をするとなると自分がしっかりしていないと良い仕事ができないし、お客様も依頼したいと思わないことを自覚しています。今現在介護生活で気を半分使い、何があるかわからない不安がある中で無理に仕事を取るとお客様個人個人の悩みに向き合う愛情や時間が少し欠けてしまうことも想定できるので、こんな状態では受けてはいけないと思い中断している次第で、今まで培ったスキルのみを使う家具工としてリハビリ中です。

ただ、そのままでは介護と仕事の両立のバランスが何も変わらないままなので徐々に仕事に使う時間(自分の時間)を増やしていき、役に立つスキルを身に着け、もっと身動きが取れて精神的な回復をみせたときには、しっかり受け止められる下準備と種まきを行っています。

木工機械で怪我をすることなく無事に2020年仕事納め

木工機械で指を切ったり重たい材料の落下、電動工具で大きな怪我をせず、(小さなケガはありますが…。仕事に支障がない程度)無事に2020年の仕事納めどころか2021年の仕事の前倒しまでできたので久しぶりに心地よく休みながら、福祉住環境コーディネーターについての勉強に勤しみます。

大掃除に洗濯におせちにとお正月準備はするもソコソコですが、とにかく休みの間は体調管理をして生活のリズムと体型を崩すことなく2021年の家具作りに励む準備と充電期間にします。