先日、メンタルクリニックで心理検査WAISとADHDとASDの検査を受けてきた話を記載しました↓
続きで、ようやく検査結果を聞きにメンタルクリニックに行ってきた話をざっと記載します。(詳細は落ち着いたらnoteに記載します。)
ここで書く結果は、私個人のものであり他者に該当するものではありません。1つの数値が同じでも他の項目が変わったり、診断時の様子など含んでいるし、細かい部分での得意不得意でも個々で診断結果が変わりますので数字を出して誤解されないよう具体的な数字の記載もしておりません。また私自身も結果は目安とか気づきとして捉えていてすべて正解だと思っていません。
診察室に入り早速検査結果の用紙をみせてもらいました。最初に書いているのがWAISの結果、内容は言語理解、知覚統合、ワーキングメモリー、処理速度に関しての数値と総合的なIQが出ます。凸凹が大きいと得意不得意のふり幅が大きくなるので生きづらさを強く感じやすいようですが、私の場合、低いのと高いのとの差が最大12だったので大きいとは言い切れないようでした。
ってことは発達障がい(神経発達症)じゃないんだ、と思ったのですが、数字だけでなく試験受ける時の回答のスピードや態度??を見ていた心理士さんの評価もあり、先生の解説は続く…
低い方(苦手な方)は言語理解と処理速度、高い方(得意な方)は知覚統合とワーキングメモリーで、言語理解が低いということにかなりショックを受けましたが確かにテストの時も躓いていたのでその通りだなあっと受け入れ。
また処理速度の細かい分析では処理速度が低いと、視覚情報を素早く処理したり、作業を時間内に終わらせたりすることが難しい場合があります。とのこと、確かに私は描きうつすことは平均的だけど早く描くということは苦手でインテリアコーディネーターの二次試験の練習で摸写をするのに時間内に描けないといつまでも悩んでいたことをブログにも書いていたように、不得意だったんだなと納得できます。
知覚統合は視覚からの情報を基に因果関係を見つけ出したりする、論理的な思考が得意な傾向があり、ものごとを客観的に達観して、冷静な判断をする能力にも通じているとのことで、、、いわゆる目で見た情報から論理的にパターンを考えることができるようです。これって図面を見たときに作り方とか木取りとか積算などをするのが好きなので得意ということは合っているかもです。
ワーキングメモリーが高いと集中力や自己コントロール能力が高く、仕事や勉強にコツコツ取り組むことができ、記憶力も高い傾向にあり……とのことですが私記憶力なくて困っているんですけど診断では高かったのでびっくりしています。ただ間違えて覚えたり慌てて勘違いして回答したりという部分が落ち着きがないと判断もあり。これは自覚アリ。数字の並べ替えなどは忘れてしまうからあわてて回答してました。だからこそ記憶力の面で自分は低いと思っていたのです。
で、トータルしてIQは平均より上だったので様々な不得意なところを失敗経験で学習して気を付けるようになったりとなんとか乗り切っているようでした。中学校の時は先生が嫌だとか諸々で真面目に授業やテストを受けていなかったし、高校でもバイト三昧で全然勉強していなかったのでIQはめちゃくちゃ低いと思っていたので驚きました。
そしてADHDとASDに関してはここでは省きますが全く想定していなかった診断がありマジ???っと戸惑ってしまいましたが客観視して診察されることで自分自身が自覚していないことに気が付くことができて良かったな、っと実感しています。
その後仕事に出て、改めて結果に関して考えたのですが、そうか…自分が抱えていた悩みはそもそもの特性によるものであり具体的な出来事によるものが悩みの起点ではないんだという案件もわかりました。
また、転職したり引っ越ししたりを繰り返した若いころのことや今までの人間関係のトラブルに関しては我慢が足りず、自分が逃げたと思っていたのですが、IQでカバーしてちゃんと自分で考えて適正なものを築こうとする意志で選択している結果なので、正しいことの方が多いですよっといわれ、
色々うだうだ後ろ向きなことばかりを書いてきたここ数年は自分の不得意なことをし、願望や予定していた未来の意に反しているから落ち込みが激しいんだなということもうすうすはわかっていたけど特性的にもそうなんだ!っと合致して気持ちが救われました。
結果は隠していますがまた後日記載します。薬物治療は必要なく、これまで通り自己勉強でカバーするといった流れになります。木工は認知行動療法的にも矯正や作業療法としても自分にぴったりのプログラムなんだということ、そしてそれが仕事(収入)にできている不得意なことをカバーして得意を生かす選択肢として合っていたのは助かりました…
とにかくなんだか辛くてモヤモヤする方は自分を知る意味で心理検査をすることも選択肢の一つとしてお勧めします。私個人的には受けて本当に良かったです。
ただ、検査結果で自分のことがわかっただけで、憂いの解決は出来ていません。これはどうなれば楽になるかはわかっているので(田舎に帰って得意で興味のある仕事を立て直すこと)、介護生活の拠点を田舎に移せるよう励みます。
検査をしようと思ったのは介護が始まった数年前からモヤモヤしていていたことで自分が検査を受けた結果で説得や解決の糸口が見えるのではと思っていたのが発端です。今回、先延ばしにしてしまっていたことを背中押していただいた大人の教養TVの動画は本当にありがたいと思っています。
“家具職人がWAISとADHDとASDの検査をして結果が出た話” への2件のフィードバック