仕事を辞めないために40歳から気を配る心身ケアとライフイベント

20代前半から家具職人修業をはじめ30代前半で独立してから浮き沈みを経験しながらなんとか復活を遂げて木工業界で仕事を継続することができいつの間にか中年になり感じることは50歳を越える人を見ると著しく心身の変化により仕事の効率が若いときとは全く違う状況になってしまうということです。

もちろん毎日の鍛錬で素晴らしい技術を持ち合わせたままなので小さな変化には気が付きにくいのですが体力が落ちるため気力も無くなるし、目や腰が悪くなり今までと同じようにできなくなってくるという人を見てきました。

コルセットに老眼鏡に内臓の変化に…

人のふり見て学んだことを記憶しておく

私の場合、若いときは全く老化現象に対して見向きもしませんでしたが予想していない母親の介護が始まり、ボスもがんで亡くなり周りを違う目線で見えるようになってから特に強く気が付いてきたのです。

独立している場合や少人数であればさほど気にすることはないかもしれませんが組織の一員として働いている場合には周りに相当ストレスをかけてしまうこともあるので個人事業主であれど人と関わって仕事をしている部分もあるので気を付けるようにしています。

  • 生活習慣の悪さが仕事に支障が出ることを知る
  • 身体の調子が悪いと集中力や機嫌が悪くなることを自覚する
  • 若いときと同じパフォーマンスができないことを認める
  • 自分だけは大丈夫と変化を受け止めず迷惑に気が付かない頑固にならない
  • メンタルが落ち億劫になることを若手に押し付けない(育成とか修業だと都合の良い言葉で自分だけが楽をしない)

経験は資産、尊敬の念を抱く職人さんは当然いらっしゃいます。自分が若いときに経験してみてきた周りは尊敬できる人が多いので気が付かなかったこともあります。ですから年配者を排除するつもりで言っているのではなく、ただ、介護が始まり生活の変化があってから仕事で知り合う人も出てきて個人的に尊敬できない邪魔なのに偉そうなおじさんになりたくないという思いが強すぎて自戒の念を込めています。

40歳から気を付ける仕事ができない時の次のステップ

誰しもが訪れる可能性のあるライフスタイルの変化。ずっと変わらず安定、ずっと変わらず健康体、ずっと変わらず仕事が入ってくるという保証はありません。ですので20代30代は自分の技術を磨くこと、仕事の経験を積むことに必死で構いませんがその先のことを考えることもボチボチとしておくことが大事だなと経験として思います。

  • 会社や社会情勢が悪くなり今までの仕事が入ってこないとき何ができるかを考える
  • 自分以外の原因で仕事ができなくなることがあるリスクを念頭に置いておく(親、配偶者、子供のライフスタイルの変化)
  • 仕事のパフォーマンスが衰えたとき退職や辞職に追い込まれるのではなく次のステップで役立てるスキルを身に着けておく
  • 嫌な思いをしたことを忘れない・後世に引き継がない

もっともっと考えることはありますが40歳を越えると仕事ができなくなる要因が増えてくるので仕事を完全に辞めずに携わることができるように、若手を大切にしたり、製造から管理者・設計や営業に変化したり現役から一歩下がってでも今までの経験を役に立つことをプラスアルファで新しいことをするなど、リスク分散を心がけて準備しておくことで全く仕事ができなくなり慌てるより精神的なダメージを回避することができるのではないかと老婆心ながら思います。