福祉住環境コーディネーター検定試験合格、その後の独学と仕事

前回書いたオーダー家具の価格相場と相談の注意点『わからない』を悪用しないの中で、母親の介護認定からデイケア利用・自宅改修・福祉用具貸与など全部ケアマネさんに丸投げ依存状態だったことの危険性や福祉住環境コーディネーター検定試験をいきなり2級に挑戦して独学で合格したとはいえ勉強不足のためその後もアウトプットをしています。

朝4時半から5時くらいから1時間、1時間半程度勉強しながら仕事が終わって家事をしてまた夜に少し続きを、というような感じで勉強を癖付けしながら自分が仕事に活かせること、介護生活で役に立つことを(母の脳梗塞後遺症や高次脳機能障害、認知症など病状のこと諸々含め…)勉強して、脳梗塞の再発予防や認知症予防に良いとされる食べ物のこととか体のケアについてこうした方がいいああした方がいいとアドバイスしていますがどうしても母親にはうるさいっといわれて嫌がられてしまいどこかで母の自由を奪い、ルールを押し付けている部分があるんだろうなと猛省しています。

自分なりの正義はもちろん、母の身体の為、再発を防ぐため、認知症を進行させないためなど良かれと思ってのつもり(改善点が図星でわかっているのに言われたくないという逆切れもあると思いますが…)ですが、母が望んでいない迷惑行為になっていることも考えながら、実は必要なことで気が付いていないことや信じてないことに関して伝え方を変えたりとまるでコピーライティングでいう『ノットリーディングの壁(見ない・信用しない・行動しない)』を越えるようにするには?を実生活で巡らせています(笑)

福祉住環境コーディネーター検定試験で勉強したことはその後も独学で自分の老後やお客様の未来の生活に役立つように活かしていきます。もちろん家具に関しては福祉家具を求めている人ばかりではない(自分も母が介護状態になるまでは好きなデザイン・好きな色や仕様優先だった)ので長く使っていただく際や使用目的をうかがった時に、今は不必要でもいずれ必要性を感じると思うものにはアドバイスの一つとして提案する程度にとどめて後の選択は必要な方にだけ更なる提案を重ね、最終的にはお客様にお任せをしようと考えています。

自分の価値観の押しつけをしない これはオーダー家具の見積もりやを受注し始めた頃から意識しているオーダー家具製作のモットーではありますが、勉強すればするほど知識を伝えたくなるのも確かで、こうした方がいいと思う引き出しが増えて無意識に押し付けてしまうこともあると思います。でもそれは自分が気持ちいいだけの自己満足なのでそういう自己満足の知識を活かした製品は既製品にして必要な方に購入していただくという通販スタイルも良いかな…とも少しづつ仕事に対する範囲を現在は閉鎖しているネットショップ含め、また以前のように戻していこうかという気持ちに回復し始めています(良い傾向)