25歳からの無計画な単身田舎移住で今気づいたこと

私は大阪育ちで田舎移住を決行したのは25歳(26歳になる年)の時でした。住宅販売営業を退職して家具職人を目指したのが23歳、2年程大阪で修業、その1年後、見習いというよりはもうぶっつけ本番で一人で1から最後まで作るという厳しいけどありがたい環境で少々かじったのちに転職して、、、

やっぱり都会は嫌だ、田舎暮らしがしたい…

とふらふらふらふら地に足をつけずに会社や周りに迷惑ばかりかけて自分の思うがままに無計画に田舎移住をしました。

田舎移住の動機はポジティブだけど現実逃避だった?!

この時、若さゆえの勢いで自分の好きな場所で好きなことをして暮らすというポジティブな理想を現実にするため、実行することに情熱を注いでいて勢い任せの無計画な自分のことを間違えているとも思っていませんでした。今は地域創生から地域おこし協力隊や住みます芸人などの影響で移住者に対する偏見や物珍しさも無くなっていますが、当時は田舎移住をするのは変わっているといわれることが多く、田舎移住をしている人も少ないし、しかも独身女の単身移住なので尚更怪しまれるしで壁はいろいろありましたが、おめでたい頭な私は偏見を気にせずに田舎暮らしをスタート。

とてもとても快適でした…。田舎暮らしを始めた日、軽のワンボックスカーに家具職人道具とサーフボードと洋服を積んで途中の峠を越えてその山の集落を通り抜ける際に窓から見る桜並木が美しく自分の人生が好きでした。やりたいことはやる、嫌なこと(いわゆる都会での人込みと戦闘モードの気が疲れる暮らし)はしない。

今までの自分をリセットして心機一転、好きな場所で好きなことをして好きな仕事もするのだっと希望に満ち溢れていました。しかし、今思うと、前向きではありつつも未来の自分に起こり得るかもしれない心の病に対する恐怖からの逃避(自己防衛)だったのかなと素直に思います。

田舎暮らしで露呈された自分の欠点や弱さ

若かりし頃のイキっていた価値観と、歳を重ねて人に指摘されて気が付いた自分の欠点や弱さ、自分で壁にぶち当たって数年経ってから気が付いた馬鹿さ加減などなど、穴があったら入りたい、消し去りたい言動、無意識に人に迷惑をかけてきたこともたくさんあり、その反省があるからこそ改めて私は田舎暮らしがあっているし、介護で大阪滞在などしながらも恋しい田舎暮らしの魅力や体験談、これから移住を考えている方の参考になるかもしれないことなど記録していこうと思います。


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